9月20日(土) 金沢市三和児童館の一階にある「大ホール」で「子どもたちが伝える・かえっこバザールin三和」が午後1時から開催されました。
午前10時に協力NPO「金沢エコライフくらぶ」のメンバー3名と3人の子どもスタッフ、児童館のスタッフが集合。前日に運び込んだおもちゃを会場に広げ、準備です。
計画では、昨年のスタッフ(現中学1年生)達が、後輩に遊び方を伝授して行う予定でしたが、あいにく、中学校の行事参加でこちらに来れなくなってしまいました。でも、昨年遊んだ5~6年生3人がスタッフ志願し、順調に準備が進みました。
午後1時。待ちかねた子ども達が不要になった「おもちゃ」を持参し、やってきました。
おもちゃの「すごさ」をバンク係はおもちゃを査定してポイントを決め、カードにかえるのスタンプを押して渡します。
あそび係は、ポイント稼ぎやおもちゃを持って来なかった子のために、輪投げやじゃんけんゲームで自分たちの決めたポイント分、カードにかえるのスタンプを押して渡して上げます。係を引き受けてもポイントがもらえるので、係はどんどん増えていきます。
ショップ係はポイント分のおもちゃをゲットした子のカードから、ポイントを消して上げます。
入り口のバンクにたまったおもちゃを、交換おもちゃの上に積み上げる仕事もあります。
NPOのスタッフは中で子どもたちの働きをあたたかく見守ります。
沢山のおもちゃの中からお気に入りを選ぶのには苦労します。でも、お目当てが見つかった喜びはかくべつです。「なんだこれ?」「おもしろ~」座り込んでついつい遊んでしまいます。
あっという間に終了の4時が近づいてきました。かつて児童館に通っていたOBのお兄ちゃんたちによる「オークション」のはじまりです。競り合いが楽しいらしく、欲しくなくてもついつい参加したり。手元にポイントがなくても競り合う子もいて、NPOスタッフには大うけの「オークション」となりました。
こうして「かえっこバザール」はフィナーレを迎えました。今年も100人ほどの子どもたちが「かえっこバザール」であそびました。「子どもたちが自分たちの力でバザールを仕切る楽しさを味わって欲しい」というNPOスタッフの思いが2年目はさらに達成されてきたようです。「いつもは私達が動かんと駄目なんやがなぁ~」と、スタッフの椿下さんの言葉が印象的でした。この遊びがどんどこ、いろんな児童館に広がっていくことを願っています。頑張れ!こどもたち!!