きょうとNPOセンターの水越です。
遅くなりましたが、今回のブログから、既に実施したプログラムの内容について順次報告をしていきます。
今回は、「愛宕山に登ろう」のプログラム、その中でも準備と事前学習について報告します。(当日の様子は次のブログで)
「愛宕山に登ろう」は、京都で初めて実施したプログラムで、西京極児童館と嵐山東児童館の共同で実施しました。
両児童館から近い、京都で1番高い山「愛宕山に登ろう」と決め、実施日も10月4日(土)と決めたものの、「愛宕山」に関する活動を行っているNPOが存在するのか。もし、存在しなかったら実施できないな、と心配だったのですが、いろいろと調べていくと、「京都愛宕研究会」の存在を知りました。
そこで、事務局の方へ連絡し、事業の趣旨を説明したところ、「会員に、登山の専門家がいるので、一度、その会員に連絡してみます。」と言っていただき、その翌日、その会員の方から、当センターへ連絡がありました。お名前は大槻さんといい、事業の趣旨や内容、実施日などについて説明したところ、「それなら一緒に登りましょう」と快諾していただきました。電話を切った後、「これで実施できる。良かった。」と、ひと安心しました。
無事に協力していただくNPOも決まり、8月29日(金)に、嵐山東児童館にて、大槻さん、両児童館、当センターで、事前打合せを行いました。
打合せの様子:男性が大槻さん
大槻さんからは、京都愛宕研究会の概要、愛宕山の歴史や登山に対する心構えなどをお話いただきました。研究会は、会員100名程度で、愛宕山の歴史等を研究する民俗学の研究を目的に発足、その後、登山等の活動を行うフィールドワーク部も設立。大槻さんはフィールドワーク部の責任者であり、登山歴は48年、日本山岳会の役員などを務められ、富士山をはじめとする国内の山、また、海外の山も多く登られており、登山グループの引率も数多く行っておられました。
打合せの中で、やはり登山の前に、子どもたちに愛宕山について事前に話を聞いてもらう機会を設けた方がよいのではとなり、事前学習を実施することになりました。事前学習も一緒に実施できれば良かったのですが、両児童館の都合が合わず、事前学習は各児童館ごとに実施することになりました。(西京極児童館は9月13日(土)、嵐山東児童館は9月18日(木))
そして、9月13日(土)、西京極児童館にて事前学習を実施しました。大槻さん以外に、当日に一緒に登山していただく、研究会の平塚さんもお越しいただいて、児童館の子どもたちに愛宕山の歴史や登山ルートについて、パワーポイントを用いてお話いただきました。子どもたたちへの質問を交えながら、一方通行にならないようにお話くださいました。
右端が大槻さん、中央が平塚さん パワーポイントの一部
お話を聞いている子どもたち
お話のあと、登山のことについて、大槻さんたちに質問する子どもたちもいて、約1時間の事前学習が終了しました。
次に9月18日(木)、嵐山東児童館にて事前学習を実施しました。この日は、平塚さんの都合が悪く、大槻さんお一人でお越しいただき、子どもたちにお話いただきました。
話の内容や進め方は西京極児童館の時と同じでしたが、初めに大槻さんが「愛宕山に登ったことがある子は?」と質問されたところ、子どもたち全員が登ったことがありました。西京極児童館に比べ、嵐山東児童館は、本当に愛宕山に近いので、子どもたちは、小さい頃から登っている様子
お話を聞いている子どもたち 子どもたちに大槻さんが質問
パワーポイントの一部
子どもたちは大槻さんのお話を熱心に聞き、大槻さんからの質問にも子どもたちは、頑張って答えており、こちらも約1時間の事前学習が終了しました。
事前学習が終了したら、いよいよ10月4日(土)当日です。当日の様子は次回のブログで。
遅くなりましたが、今回のブログから、既に実施したプログラムの内容について順次報告をしていきます。
今回は、「愛宕山に登ろう」のプログラム、その中でも準備と事前学習について報告します。(当日の様子は次のブログで)
「愛宕山に登ろう」は、京都で初めて実施したプログラムで、西京極児童館と嵐山東児童館の共同で実施しました。
両児童館から近い、京都で1番高い山「愛宕山に登ろう」と決め、実施日も10月4日(土)と決めたものの、「愛宕山」に関する活動を行っているNPOが存在するのか。もし、存在しなかったら実施できないな、と心配だったのですが、いろいろと調べていくと、「京都愛宕研究会」の存在を知りました。
そこで、事務局の方へ連絡し、事業の趣旨を説明したところ、「会員に、登山の専門家がいるので、一度、その会員に連絡してみます。」と言っていただき、その翌日、その会員の方から、当センターへ連絡がありました。お名前は大槻さんといい、事業の趣旨や内容、実施日などについて説明したところ、「それなら一緒に登りましょう」と快諾していただきました。電話を切った後、「これで実施できる。良かった。」と、ひと安心しました。
無事に協力していただくNPOも決まり、8月29日(金)に、嵐山東児童館にて、大槻さん、両児童館、当センターで、事前打合せを行いました。
打合せの様子:男性が大槻さん
大槻さんからは、京都愛宕研究会の概要、愛宕山の歴史や登山に対する心構えなどをお話いただきました。研究会は、会員100名程度で、愛宕山の歴史等を研究する民俗学の研究を目的に発足、その後、登山等の活動を行うフィールドワーク部も設立。大槻さんはフィールドワーク部の責任者であり、登山歴は48年、日本山岳会の役員などを務められ、富士山をはじめとする国内の山、また、海外の山も多く登られており、登山グループの引率も数多く行っておられました。
そして、9月13日(土)、西京極児童館にて事前学習を実施しました。大槻さん以外に、当日に一緒に登山していただく、研究会の平塚さんもお越しいただいて、児童館の子どもたちに愛宕山の歴史や登山ルートについて、パワーポイントを用いてお話いただきました。子どもたたちへの質問を交えながら、一方通行にならないようにお話くださいました。
右端が大槻さん、中央が平塚さん パワーポイントの一部
「約1300年前から愛宕山の山頂に愛宕神社があったこと」「愛宕神社は火伏の神で、生まれて3才までに愛宕山にお詣りすると、一生「火の災い」(家が火事など)にならない」「愛宕山には昭和4年から19年までケーブルカーがあったこと」「愛宕山の高さが924メートルあり、高低差は824メートルもあること」などのお話を、子どもたちは熱心に聞いていました。大槻さんが初めに「愛宕山に登ったことがある子は?」と質問されたところ、事前学習に参加した子どもたちは、誰も登ったことがなく、「登るの無理や」と心配している女の子たちもいました。
お話を聞いている子どもたち
お話のあと、登山のことについて、大槻さんたちに質問する子どもたちもいて、約1時間の事前学習が終了しました。
次に9月18日(木)、嵐山東児童館にて事前学習を実施しました。この日は、平塚さんの都合が悪く、大槻さんお一人でお越しいただき、子どもたちにお話いただきました。
話の内容や進め方は西京極児童館の時と同じでしたが、初めに大槻さんが「愛宕山に登ったことがある子は?」と質問されたところ、子どもたち全員が登ったことがありました。西京極児童館に比べ、嵐山東児童館は、本当に愛宕山に近いので、子どもたちは、小さい頃から登っている様子
お話を聞いている子どもたち 子どもたちに大槻さんが質問
パワーポイントの一部
子どもたちは大槻さんのお話を熱心に聞き、大槻さんからの質問にも子どもたちは、頑張って答えており、こちらも約1時間の事前学習が終了しました。
事前学習が終了したら、いよいよ10月4日(土)当日です。当日の様子は次回のブログで。