原田児童館
兵庫県神戸市
プログラム
子ども市場活性化プロジェクト
タイトル | 子ども市場活性化プロジェクト |
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協力NPO |
まちプロジェクト(神戸大学生ボランティア団体) あそび心くすぐり隊 |
その他協力者 |
灘中央市場、神戸市立上野中学校、市民活動センター神戸、神戸まちづくり研究所・コープラン |
日時 | 2012年11月~2013年1月頃 |
場所 | 灘中央市場 その周辺 |
ねらい |
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概要 |
1.市場で遊ぼう!(11月~12月)
など、市場を舞台にあそぶ。
2.市場の空き店舗利用法 アイデア募集(11月)
3.アイデア企画会(11月中)
4.優勝したアイデアを実際実施する。(1月)
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レポート
当日の様子・子どもたちの声
当日の様子 |
子どもたちが市場で遊んだり、活動することで市場の活性化の一助を担うこと、市場を身近に感じ、地域の大人との目に見える関係をつくること・中学生・大学生とのふれあいの機会を作ることを目的として、11月から1月にかけて活動しました。 まずは、市民活動センター神戸・神戸まちづくり研究所からコープランをご紹介いただき市場との関係づくりをしていただき、 市場の方々のご理解・空き店舗の家主の方のご理解を得ることができました。 中学生や大学生、そして、いつも児童館と協働であそびを展開している「あそび心くすぐり隊」とは、あそびのアイデア募集、あそびの企画会の部分でもたくさん関わってもらいました。 そして、11月・12月の事前活動を実施後いよいよ中学生アイデアの「いちばとあそぼ!~めざせ1000歳!~」を実施しました。 市場の方やお客さんに年齢を聞き、1000歳を目指そう!というプログラムです。小学生低学年は、色や感覚(ふわふわ・とげとげなど)を条件にお店を探し、年齢を聞いてきました。高学年は中学生ともっと高度な暗号を解きお店を見つけ年齢を聞いてきました。 大胆にも「お年を教えてください!」と失礼なご質問を投げかけましたが、お店のみなさんがにこやかに答えてくださったり、「じゃんけんして買ったら教えたる」と遊んでくださったり…子どもたちは、1000歳を目指すという競争に走ることなく、たくさんのお店の方やお客さんとふれあいつながりを持ちました。子どもたちの笑顔だけでなく、お店の方の笑顔・子どもたちの様子を見ていたお客さんの笑顔にたくさん出会えました。 |
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子どもたちの声 |
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よかったこと |
「にぎわい・ふれあい・つながり」をテーマに企画したあそびが、市場のにぎわいを生み、それに加え「ふれあい・つながり」を生んだ活動でした。 協働できた「まちプロジェクト」「あそび心くすぐり隊」がこれからもこの町で活動できるきっかけづくりにもなったと感じています。そして、児童館と中学校の関係づくりの進み、これからも色々な事業で一緒に活動できる可能性がさらに増えてきました。 |
児童館担当者・協力NPO・その他協力者の声
児童館担当者 |
市場は最近大型店舗に押され訪れる人が減っている。市場の組合の方も、以前自分たちがいろいろイベントを考えて、市場のにぎわいを呼ぶことを考えていたが今はそういう元気もないとおっしゃっていた。いろいろな団体が市場に関わることで、きっとにぎわいを呼ぶことができるのではと感じる。 児童館は「子ども」と「地域」をつながることのできる組織である。「子ども」が地域で動くことで、地域に新たな「にぎわい・ふれあい・つながり」を生むことを改めて実感した。 |
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協力NPO |
子供の遊びがまちを変える。 今回のプロジェクトに参加して、その可能性を強く実感できました。誰にもお構いなく走り回る子供の笑顔は、まちに活気を生んでいました。また隠れながら入念な準備をし、子供に負けじと遊ぶ大人のパワーにも感動しました。 参加させていただき、ありがとうございました。(まちプロジェクト) |
その他協力者 | 人と関わることはとても大切だと思ったという感想を持った中学生たちが、「自分は自分であっていいんだ」と、子どもが子どもらしく活動できるプログラムがこの地域にこれからも根付いてほしいと思った。(あそび心くすぐり隊) |
この事業で得られたこと |
今後は、今事業で広げることができた子どもの居場所を児童館だけでなく、関わって下さった組織が主体的に動いて活動できるよう児童館としてコーディネートしていきたいと思う。 |
原田児童館ついて
連絡先
住所 | 〒657-0838 兵庫県神戸市灘区王子町2-3-1 |
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電話番号 | 078-801-5205 |