NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2013

石山児童会館

北海道札幌市

ニコニコ祭り

タイトル キッズ&ママふりーたいむSP 「ニコニコまつり」
協力NPO ニコニコ会
その他協力者・関係者
  • 石山まちづくり協議会子ども部会 
  • 社会福祉事業所アオゾラ「青空や」
開催日時 2013年11月15日(金) 10時00分~12時00分(予定)
開催場所 札幌市石山児童会館
目的 「母(保護者)が元気だと子どもたちも元気に、健やかに育つ!」を大きな目的として、地域の母親たちや地域社会と協働して相互の交流、支援、そして自己実現の場を馴染みのある児童会館で行うことにより、長期的な視点に立った子どもたちの健全育成、子育て力の向上につなげるとともに、母親たちの社会参画の一歩を踏み出すきっかけとする。
概要
  • 母親たちの会(ニコニコ会)を中心とした企画運営会議の実施。(定期的に実施)
  • 事業に対して賛同してくださる協力者(団体)のリサーチと声かけ。(友人知人など積極的にコミュニケーション!自分たちに地域をもっと知ろう!)
  • 参加スタッフ全体会議(初顔合わせだって、みんな仲良く楽しく集う会)

以上の取組みを実施しながら、児童会館を拠点としてここで準備活動を実施。
【おまつりコーナー】

  • マママルシェ(本格的なお店屋さんごっこ=手作り市じゃがいも詰め放題 等)
  • にがおえ 
  • ベビーマッサージ 
  • キッズヘアサロン 
  • エコバック作り
  • ビューティースタジオ 
  • あそびワールド(スペシャルなあそびがたくさん)

 

レポート

当日の様子・子どもたちの声・よかったこと

当日の様子
  • 児童会館の開館時間と同時にスタッフが集まり、ミーティング後すぐに準備が始まりました。限られたスペースをそれぞれが工夫をしながら、装飾をしたり、品物を並べたりとてきぱきと準備をしていました。おまつり開始前から新聞記事やポスター・チラシを見た参加者が集まり始め、期待度を感じることができました。
  • ママたちの技術を活かすコーナーとして→キッズカット(美容師) ビューティーコーナー(美容アドバイザー) 手芸・雑貨品 ベビーマッサージ 似顔絵(イラストレーター)
  • 地域での活動を紹介コーナー→先輩ママから教わる食育 地域芸術家ミニギャラリー ノンカフェインコーヒーの紹介(協力:スターバックスコーヒー石山店)
  • 子どもたちの遊びコーナー→木育遊具 野菜ハンコのエコバック作り マジックバルーン 3種類のプール遊び(新聞・木・ボトルキャップ) 大型絵本読み聞かせとペープサート 親子リズム体操 サイバーホイール 
  • 開始後どこから楽しもうかと迷いながら参加者はそれぞれのコーナーをひと通り見てから楽しんでいました。今回はスタッフとして活動をしてくれたママたちの大先輩にあたる地域の方(協力:石山まちづくり協議会協力)も参加していただき、食育の話と地元で採れた野菜を使ったお漬物を通した世代間交流をはかることができました。
  • 子どもたちの遊ぶコーナーでは、3種類(木・キャップ・新聞)のプールが一番人気あり、親子で楽しむ姿が見られました。また、本物のレンコンやパプリカ、オクラ、じゃがいも等を使ったエコバック作りでは、子どもたちの豊かな創造力が表現されたバックが完成していました。
  • 2時間があっという間に過ぎ、全体遊びでは、大型絵本やペープサート、体操をすることで、参加者が全員集まり親子で楽しみ終了することができました。
  • 最後の最後まで、地域ボランティアとママさんスタッフが後片付けまで済ませて、事故等もなく無事に終了することができました。
子どもたちの声
  • いつもとは異なる児童会館の雰囲気に初めは戸惑っていましたが、いつもとは違う遊びと遊具がたくさんあり、楽しんでいました。親子はもちろん、参加者全員で子どもたちを見守る雰囲気があり、安心して母親から離れて遊ぶことができていた幼児もいました。
よかったこと
  • 児童会館職員だけでは考えられないアイディアとスタッフとして活躍をしてくれたママたちの情報網と特技により、児童会館としても新たな事業展開を考えられ、児童会館での活動を広く周知をはかる機会ともなりました。今までの児童会館の考え方だけでは、利用者ニーズに答えることは難しい部分があり、協働することにより、柔軟に考え活動することができました。

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児童館担当者・協力NPO・その他関係者・協力者・この事業で得られたこと

児童館担当者
  • 児童会館だけでは考えられないアイディアが満載で、協働したグループの母親たちのパワーに背中を押されて実施することができました。
  • 協働で実施することにより、利用者のニーズ調査ができたことや、それぞれに異なる得意分野が生かされることによる事業の効果を感じることができました。
  • 昨年は参加者として、今年はスタッフとして活躍をした母親がいました。母親同士をつなぎ、仲間の輪として広げていくことは、子育ての不安感や悩み、疎外感から解放されるものとなりました。それは、子どもたちの今後の成長に大きく役立つものになることを信じています。
協力NPO
  • やりたいことがたくさんありすぎて時間が足りませんでした。
  • 児童会館と一緒にできることによってお互いに可能性が広がっていくことを感じました。
  • 自分たちの自信につながり、社会からの疎外感が払しょくできてまた明日から子育てをがんばることができます。
  • 地域の方とふれあう機会となってよかった。
その他関係者・協力者
  • お母さんたちの力が素晴らしい。こういった取り組みに参加するお母さんを持つ子どもは、きっといい成長をするでしょう。
  • 高齢化の進んでいるまちとは思えないほど、小さな子どもたちがまだまだいることがわかりました。
この事業で得られたこと
  • スタッフとして活躍をしたママたちから次の世代のママたちへの継承。
  • 子育てを地域ぐるみで実践のできる仕組みを児童会館事業を拠点に実施すること。
  • 内容に対して時間が足りなかったこと。
  • 地域を巻き込んだ事業にしていきたい。
  • 様々な世代のママたちに参加をしてもらいたいことと、幼児から小学生、地域の方々にも参加してもらえるような仕組みを考えていきたい。

 

石山児童会館について


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連絡先

住所
〒005-0842
北海道札幌市南区石山2条1-16
電話番号 011-591-7730