嵐山東児童館
京都府京都市
冬の自然で遊ぼう
タイトル | 「冬の自然と遊ぼう」 |
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協力NPO | 芦生自然学校 |
その他協力者・関係者 | |
開催日時 | 2014年1月18日(土)・19日(日) |
開催場所 | 花脊山の家 |
目的 |
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概要 |
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レポート
当日の様子・子どもたちの声・よかったこと
当日の様子 | ≪中高生向け事前勉強会≫ 今回、企画を中高生が考えるきっかけとなったのは、いつもは二日間、おっか―(芦生自然学校 岡さん)がプログラムを考え、中高生を中心に活動するという形でしたが、一日目はどうしてもおっか―が来れないというなんとも悲惨な事態に・・・それならば中高生が中心となる今回の企画に、プログラム企画から参加をしてもらい、指導する立場に中高生をもっていってはどうかと、おっかーに相談し、了解をもらい、勉強会が実現しました。 夕方5:30~児童館に集合し、おっかーにも美山から来ていただき、勉強会が始まります。なかなか時間が調整できない中、集まった中高生は4名、おっかーとは久々に会う子や初対面の子もいて、少し緊張気味の様子です。
≪花脊山の家でのプログラム≫ 一日目 朝起きて、外の雪はすごい。 どれだけ積もったのか想像もつかないままいざ外へ。 みんなが会いたかった、おっかーと再会!初対面!おっか―以外に今年は3名、 一緒に行動してくださる方が来られてました。 河野さんこと「おっちゃん」・大学生のお姉さん「あーちゃん」「ありちゃん」。 ありちゃんはすごい雪でバスもゆっくりで遅刻・・・みんなからは「遅刻」というイメージが・・・(笑)そんなことはさておき! おっかーから雪中ハイクをするのに大事な事、スノーシューを履いて行く事、トイレはないから、雪のトイレを作って用をたす事!色々な諸注意を教えてもらい、スノーシューを履く事になります。トイレ大丈夫かな・・・・・・・ スノーシューを履いている間、本当に雪中ハイク行くの?行けるの?という高校生と職員!小学生は雪が嬉しくってテンションアップ! とうとう山の中へと出発していきます。夜に降り続いた雪がなんと30㎝! スノーシューを履かないと小学生は腰上まで埋まってしまうくらいのふわふわの新雪。小学生にはスノーシューを履いて山を登るのは厳しいかなと思っていましたが、若さですね!楽しそうに登っていきます。その間も雪は降り続いてます。 どれくらいの距離を登ったのかわからないですが・・・約1時間ほど登り続け、「ここでお昼ご飯にします!」のおっかーの声。えっ?ここで?どうやって?とみんなの頭の中は?でいっぱいです。お弁当を持って行って食べるとは聞いていましたが・・・ここで!!!???となる様な場所でお昼準備。まずは二つのグループでまるくなり、位置が決まったら、スノーシューで深い雪を踏む!踏む!自分の座る場所を確保します。全員、準備ができたら「いただきます」ん?寒すぎて「おはし持てへん!」「お弁当、冷たい!」「でもうまい!」と意味のわからない感想ばかり。でも、本当に意味わからないくらい寒くて、食べた感が全くないくらい・・・おっかーが「温かいスープ作るからゆっくり食べてや」と。「いや無理無理!早く食べないと手の感覚ないし、寒すぎるねん!」がみんなの本音! 寒すぎて、なかなかスープも沸騰しないくらい、吹雪く!寒い!でみんな混乱? とうとう泣き出す子も・・・でも、出来上ったスープに泣いている子以外は全員、復活!おいしいし、温かいし!あの味は忘れられません。 寒さを吹き飛ばすには、おしりスライダーでもしよか!とまたまたみんなのテンションアップ!何回滑ったかわからないくらい滑りました。その間、三人ほど 「トイレ」・・・本当に雪でするんや!と驚いた職員でしたが、子どもたちは平気そうです。ふと見れば・・・雪に自ら埋まる高校生・・・「雪の布団。てか雪の中の方が暖かい!」だそうな。20分くらい埋まってました(笑) 寒さを忘れるくらい遊び、あっという間に下山。登るのは大変でしたが、降りるのはなんだか楽しいです。おもいっきりこけて、起き上がれなくなっている子もいます。でも、全員無事に下山。下に降りてきてマイナス3℃なのに暖かい!と 全員が感じた雪中ハイクでした。 また来年・・・という声に少し寂しさを感じ、終了しました。 小学生の時に参加した中高生が中心となり、企画から携わり、進めていく。普通では出来ない事だと思います。時間がない中で考えた企画、かなりの達成感を味わう事ができたのではないかと思います。中高生は親・学校の先生以外の大人とはなかなか関わる事がなく、恥ずかしさなどもあり、知っている大人であっても緊張したり、どう接していいかわからないと思います。その中でおっか―との関わりは6年を通し、信頼関係も出来上っていたように思います。勉強会から花脊までの関わりを見ていると、口数は少ないものの、何か分かり合えるものが中高生とおっか―の中にあったと感じました。 その瞬間に立ち会えたこと嬉しく思います。 小学生たちは自分たちが高学年であるという自覚が持てる時間だったように思います。まだまだしっかりしていかなければならないとは思いますが、少なくともこの二日間は少し大きくなれ、自信がついたように思います。 |
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子どもたちの声 | 小学生は・・・ 「雪山の寒さがわかった。」「学校では体験できないことだった」 「普通では体験できないことができて良かった」「あの寒さはやりすぎだった」 「雪の中でお弁当を食べるのにはびっくりだった」 「中高生の企画が楽しかった」「雪がふわふわだった」 「来年、ないのが悲しい!」 すごく率直な感想ばかりでした。 中高生は・・・ |
よかったこと | 小学生の時に参加した中高生が中心となり、企画から携わり、進めていく。普通では出来ない事だと思います。時間がない中で考えた企画、かなりの達成感を味わう事ができたのではないかと思います。中高生は親・学校の先生以外の大人とはなかなか関わる事がなく、恥ずかしさなどもあり、知っている大人であっても緊張したり、どう接していいかわからないと思います。その中でおっか―との関わりは6年を通し、信頼関係も出来上っていたように思います。勉強会から花脊までの関わりを見ていると、口数は少ないものの、何か分かり合えるものが中高生とおっか―の中にあったと感じました。 その瞬間に立ち会えたこと嬉しく思います。 小学生たちは自分たちが高学年であるという自覚が持てる時間だったように思います。まだまだしっかりしていかなければならないとは思いますが、少なくともこの二日間は少し大きくなれ、自信がついたように思います。 |
児童館担当者・協力NPO・その他関係者・協力者・この事業で得られたこと
児童館担当者 | 今までにない雪と寒さとなり、泣く子も出たが、京都市内では体験できない事ばかりで、この貴重な体験が子どもたちの中で一生の思い出として大人になっても残ってほしいと思う。 この事業を通して、児童館と芦生自然学校が信頼関係を作り繋がっていけている様に、児童館と高学年・中高生が繋がっていくという貴重な場だとも思います。 中高生が企画するにあたって、なかなか集まれない中でもう少し余裕を持って、 声をかけていくべきだったと思います。 毎年、感じますがおっか―と子どもたちとの関係はとてもすばらしいと思います。 この関係がずっと続けられたらと思います。 |
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協力NPO | 初めての試みで児童館の卒館生たちが主体となってプログラムを考える事が出来て、本当に良かったと思います。自分たちで工夫してどうやったら楽しく、またどうやったら安全に活動できるのかを考える事によって、冬のプログラムが「誰かに任せて遊んでもらう」ではなく、嵐山東児童館のもともと持っている一体感や仲間との信頼も相まって「温かみのある手作りの事業」になった気がします。 活動をより楽しく、より有意義にするには内容の濃いプログラムを行うことではなく、参加する、または関わる子どもたちや大人の主体性が大切だと改めて感じました。そして、その地盤があってこそ、我々が提供する雪山登山などの少しハードな体験が生きてくるものだと実感しました。 二日目の気温はかなり低く、子どもたちにとっては非常に厳しい環境でしたが、みんな本当によく頑張っていましたし、自然の厳しさを肌身に感じる大切な時間だったと思います。この非日常の体験が、日常の生活の中で子どもたちにとって何かしらのプラスに変換できる事を心から期待します。 それが出来るのが、嵐山東児童館だと思います。 (芦生自然学校 岡 祐平氏) |
その他関係者・協力者 | 雪の中で輪になってお弁当!こんなおいしいものはない! 子どもたちと一緒に遊べて若返りました。 (嵐山東民生児童委員 足立 信次郎さん) |
この事業で得られたこと | 子どもたちが成長する場である、この冬の花脊山の家。毎年、三年生になる学年の子どもたちが楽しみにしています。今回で得た、今までにない達成感や成長する場を違う形で作っていければと思います。 大変ではあるが、中高生向けの勉強会を何度か開催していければよかったと思う。 そうすれば、不安も少なくもっと自信をもって行動する事ができたのではないかと思います。 |
嵐山児童館について
連絡先
住所 | 〒616-0012 京都府京都市西京区嵐山東海道町47-1 |
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電話番号 | 075-873-5478 |