NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2015

神戸市立有瀬児童館

兵庫県神戸市西区

花とみどりで笑顔いっぱい ありせじどうかん

タイトル 花とみどりで笑顔いっぱい ありせじどうかん
協力NPO 環境NPO エコレンジャー
その他協力者・関係者
  • JA兵庫六甲 伊川支店
  • 伊川谷町花き 青年部の皆さん
  • 児童館シニアサポーターなど
  • 児童館運営委員の皆さん
開催日時 11月11日、12月5日
開催場所 有瀬児童館
目的 コミュ二ティガーデンづくり
神戸が誇る美しい花を通して、地域の地場産業を知る。
※伊川谷町の花壇苗は、関西の中でも有数の産地である。
概要
  1. コミュ二ティガーデンづくり
  2. 地域の方(伊川谷町の花き協会青年部の方)との交流 ・ 神戸の花について講義
    ・ 育て方ワンポイントレッスン
    ・ 実際に育てる
  3. 環境NPOエコレンジャーに環境に優しい自然物工作の指導
  4. 共同募金や募金活動を通して、人へのいたわりの気持ちを養う

神戸市立有瀬児童館

連絡先

住所 〒651-2113
兵庫県神戸市西区伊川谷町有瀬1137-8
電話番号 078-974-6318

レポート

当日の様子

11月11日 コミュニティガーデン作りを、乳幼児を持つ保護者を対象に実施します。JA兵庫六甲伊川支店のご協力で、伊川谷花き青年部の方に地元特産のパンジー・ビオラの植え付けを学びます。また、フリーマーケット等も開催したり、NPOエコレンジャーの皆さんには自然物工作の作り方指導等していただき、子どもたちの集うコミュニティガーデンが完成します。ガーデンの中心には、ネコ等の被害がでない砂場も完成し、乳幼児から小学生までがのびのび遊べる広場もできます。

12月5日 コミュニティガーデンをつかって、チャリティフェスタを開催しました。前日にできた、コミュニティガーデンの砂場をあそぶ場所として開放しました。チャリティフェスタは、東日本大震災の年に、子どもたちや地域の皆さんの気持ちを被災地に送ろうと開催してから5回目を迎えました。

今年度は、人気のバザーコーナーに、子どもたちより自宅で不要な新品(買ってもらったり、プレゼントしてもらっても使っていない文具品やぬいぐるみ)等も集まり、子どもたちの自主的な「暖かい気持ち」がよく感じられるバザーになりました。また、小学校のPTAの皆さんのご協力も得られ、地域での結束力を感じられるフェスタになったと同時に、地域の皆さんも気軽に「児童館に足を運べる」地域の子育ての拠点となったと思います。

よかったこと

  • 子育てする若い保護者が、地元の特産のパンジーやビオラを家庭でも栽培し、地域全体で子育てしやすい環境づくりに貢献してもらえた。
  • 児童館のコミュニティガーデンで、乳幼児をもつ保護者が子どもたちを遊ばせたり、児童館であそぶ小学生が外遊びをよくするようになった。特に、急遽完成した、土の山は、近くの公園等にもない不思議な遊び場で幼児から小学生まで 想像力を生かした遊びの場となったことがとてもよかった。

子供たちの声

  • 児童館の園庭が綺麗になったので、気持ちよく遊べるようになった。巨大な土の山はとてもおもしろく、穴をほったり、道を作ったりなどいろいろな遊びができた。また、元気に走り回ることもでき、外遊びする子どもがたくさん増えた。ネコの糞や匂いが気になっていたが、なくなってよかった。
  • たくさんの子どもが児童館の園庭で遊ぶので、公園で遊ぶより気持ちがいい。 クラブをお休みしている日も、みんなが児童館で遊んでいる声がするので、自由来館で遊びにくることが増えた。

協力NPOの感想

急遽頼まれたので、児童館の思っていることができたのかがわからなかったが、また機会があれば声をかけてください。

その他協力者の感想

  • JA兵庫六甲伊川支店、伊川谷花き青年部の皆さんより、このような企画がまたできれば地元としては嬉しい。なかなか地元の特産が、(神戸という大都市で農作物が特産ということが知られにくい)若い世代に知ってもらう機会がないのでよかった。
  • 地域ボランティアの皆さんより、地域の若い保護者や小さい子どもの集いが少ないので、楽しめる企画ができたことがよかったです。

児童館担当者の感想

  • 気にはなっていたが、園庭の環境整備まで取り組むことができなかった。このたび、地域特産のパンジー等の花壇苗を植えたことで、四季感もで、なおかつ地元特産であることを私たち自身も知ることができた。
  • 子どもたちが大好きなはずの園庭の活用があまりできていなかった。そのため 室内で大暴れする子どももいて、子どもは怒られる→暴れるの繰り返しであった。 園庭を整備することで、いろいろな外遊びも増やすことができた。その上、かつてよく遊んでいた砂場が砂が減ったり、猫の匂いがしていた。砂場の砂を大増量増やしたことも子どもたちが園庭でたくさんあそぶきっかけになった。
  • NPO法人エコレンジャーとの連携するまで、(決定するまで)時間がかかったのでできるかどうか不安であった。しかしながら、活動への協力をしていただけてからはスムーズに企画が進行したのでよかった。
  • 児童館運営を神戸市社会福祉協議会、区社会福祉協議会が管理、運営している。赤い羽根共同募金や各地被災地への災害ボランティア募金などを通して福祉の気持ちを届ける運動を、子どもたちや保護者へ伝えることができた。