佐伯市児童館連絡会(佐伯・蒲江・上浦・弥生児童館)
大分県佐伯市
こどもとつくる避難経路ウォーキング
タイトル | こどもとつくる避難経路ウォーキング |
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協力NPO |
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その他協力者・関係者 |
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開催日時 | 12月13日 |
開催場所 | 佐伯城山公園 三の丸上段を中心とした佐伯市中心街 |
目的 | 当会では、東日本大震災を機に、子どもの安全・安心な施設運営をめざし、「防災安全研修会」を毎年実施してきた。昨年度実施後、継続の必要があるとの意識のもと、さらなる活動の充実と地域の連携を図ることをもって安心・安全な施設運営に役立てる。 |
概要 | 児童館・公園など場所で、おもわぬ災害にあったと想定して、その場でやってはいけないこと、やれることを考え、起こり得るアクシデントを想定し解決しながら、避難場所まで避難する。中高生が、年長児童としてスタッフとした関わる。 |
佐伯市児童館連絡会について
連絡先
住所 | 〒876-0843 大分県佐伯市中の島3-13-21 |
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電話番号 | 0972-22-9011 |
レポート
当日の様子
中高生を対象とした「防災ジュニアリーダー研修会」、中高生を含めた小学生(参加者)を対象とした「子どものためのリスクマネジメント研修会」を経て本番を迎えました。
当日は、市内にある4か所の公園等で地震が発生し、津波警報が発令された想定で、いろんなハプニングをクリアーしながら、子どもたちが協力して考えながら、避難地の(城山三の丸)に向かって歩きました。中高生もスタッフとして参加し、小学生と一緒に歩きながら、途中クイズ出しや、ハプニング出し・子ども達のサポートをしました。避難地に到着後、移動し社協とボランティア団体が実施している避難所体験での避難食を食べました。
よかったこと
- 目的である中高生の育成では、事前研修会からリハーサルまで継続的に参加し学ぶ機会ができ、中高生の防災意識が高まり、当日は頼もしいスタッフとして活躍したこと。
- 継続事業として取り組め、各団体の強み(できること)を確認する機会を得て、さらに協力体制が強まったこと。
- NPOが提案する防災プログラムを通じて、児童館職員も学んだこと。
- 子ども達を通して、親の教育が重要であることを学んだこと。
- 児童館が子どものための防災教育の拠点としての可能性を協議できたこと。
子どもたちの声
- 知らないことを知れてよかった。
- みんなと仲良くなれてよかった。
- ケガ人を助けた。
- ハプニングが難しかった。
- 勝手な行動をする子がいなかった。
- 事前研修を受けたから、出来たことがたくさんあった。
- この事業に参加したことで、もしもの時の対応を体験できてよかった。
- クイズをクリアーしながら、楽しく参加できた。
- みんなと協力して考えた。
協力NPOの感想
- つなぐことから始まりたくさんの人に関われてよかった。
- 一年で終わらずに継続出来たことがよかった。継続することが大事。
- 小学生で体験したことが、中学生になって経験として残り、周りに広がると良い。
- 津波の一番多い時期(夏休み)に行ってみるのも良いかと思う。
- 中学生の巻き込みは良かった。
- 成長している姿もみられた。
- このようにいろんな団体が関わることが大事。
- もう少し、子ども達が考えるよう工夫すると良いかと思った。
その他協力者の感想
- 子ども達の防災に向けての取り込みは良い。
- 小・中・高の世代間交流があって良い。
- この事業をもとに、地域での避難訓練にも子ども達に参加してもらいたい。
- 防災フェスタや防災の日の取り組みなどと一緒に行えば、もっと防災に対する意識が高まるのではないかと思う。
- 防災士や地域の人に役割を与えるのも良いかもと感じた。
児童館担当者の感想
- 災害はどこで遭うかわからないので、地域での活動にも参加することが大切と思う。
- 中高生の参加で、子ども達も楽しく事業に参加出来た。
- 中高生が防災意識や意欲の高いことを知った。
- 今回は、参加者集めに苦労した。
- 防災に関しては、繰り返し行うことが大切。同じ子どもが、何度も参加して良いと思う。
- NPOや他の団体と振り返りをする中で、腹を割っての話し合いが出来たのがよかった。