一般社団法人サポートセンターHOPE 石垣市子どもセンター
沖縄市石垣市
とびだせ児童館 ~発見!いしがきアイランド~
タイトル | とびだせ児童館 ~発見!いしがきアイランド~ |
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協力NPO |
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その他協力者 |
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開催日時 | 2017年7月25日〜2018年2月 |
開催場所 |
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目的 |
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概要 |
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石垣市子どもセンター
連絡先
住所 | 〒907-0004 沖縄県石垣市登野城1357-1 |
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電話番号 | 0980-88-0111 |
レポート
当日の様子
- 6月
- 【子ども会議実施】
去年の活動の振り返りと、今年度の活動の確認を行いました。チーム結束力を上げようということで、蛍観察ナイトツアーに決定。実施しました。当日雨が降り心配でしたが、ツアーガイドさんの熱意で蛍を見ることができました。最初の活動としていいスタートを切れました。 - 7月
- 【発見石垣島!海の生き物を探そう ~コーラルウォッチ ~】
国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターにて石垣島の自然の生態について教えてもらいました。ニュースで石西礁湖の白化現象の話もあり、子ども達は興味を持って聞いてくれていました。グループに分かれて海岸を観察しました。 - 7月
- 【海の海水を使って豆腐つくり ~環境ワークショップ~】
海のパズルを使って自然とのつながりを教えてもらい、参加者で島豆腐つくりを行いました。にがり(海水)を使うことを知ることができました。最後は参加者みんなでおいしく島豆腐をいただきました。 - 8月
- 【サンゴの苗つくり】
サンゴクイズなどのゲームを通して、さんごの生態について教えてもらいました。その後、苗つくりをしました。 - 10月
- 【さんごを増やそう!】
台風接近の為、中止となりました。その後苗を戻した様子の写真をいただきました。 - 10月
- 【どんどこ会議】~活動の反省(前半)~
- 11月
- 【どんどこ活動報告作成】 ~記録作成~
- 1月
- 【どんどこ会議】 ~まちづくりサロンについて~
- 2月
- 【こんな島に住んでみたい!】~石垣島を理想の愛ランドにしちゃお~
まちづくりサロンを行いました。民生員、児童員、地域住民、今回の活動に参加してくれた団体さんが参加してとても盛り上がったサロンになりました。 - 2月
- 【子どもセンターまつり】
参加型の展示報告(投票)をしました。
よかったこと
NPOとの協力で島の山、海に関して子ども達と一緒に体験を、普段みている山や海の自然に対する視界が変わったので、勉強になりました。
普段は大人の方との関わりが多いNPOの方ですが、今回の子ども達との関わりで説明の仕方などに苦労したようで、いい経験になったと感じました。次年度の楽しみが増えました。
また、ファシリテーター普及協会石垣支部さんとの協働活動は、とても影響が多かったです。児童民生員やコーラルバンクさん、主婦、どんどこ活動を行った人達とまちづくりサロンを行いました。地域とNPOそして児童館の協働にうまく合っている感じがしたので、来年度のプロジェクトに大きくいかせるのではと感じました。1つ1つの活動を通して少しづつですが、子ども達の行動や考え方が変わっていくのが周りから聞かされたときは、嬉しさがこみ上げました。
子どもたちの声
コーラルウォッチ
- ウミウシがいた
- 死んでいるサンゴ、生きているサンゴを見付けた
さんご苗つくり
- さんごの苗を板に接着剤で付けるところが難しかった。
- 海にサンゴをもどしたい。
海水で豆腐をつくろう
- 次は下級生の子ども達にわからないことを教えたり、難しいことは、手伝ってあげたりしたい。
- 鍋に豆乳をいれて目標の温度になるまで、混ぜたこと。火を消すこと。温度計を持つことが難しかった。
- ちがう料理を作りたい。(お菓子つくり・塩つくり・もちつくり)
- 豆乳を取るために思いっきり絞ったのが難しかった。
- 海水をとりたい。
- 次は自然を使ったことがしたいです。
まちづくりサロン
- 年齢が違うので欲しい店の差や、考え方が違うので恥ずかしかった。
- 最初は、口数が少なかったけど、喋っているうちにみんな好きなように意見を出し合えてうまくまとめられたので良かった。
- 時間内に意見をまとめたりするのが難しかった。
- 始めはすごく緊張したけど、みんなでアイディアを出していく中でとても楽しめました。
協力NPOの感想
コーラルバンク
「サンゴ養殖体験」「サンゴのタッチプール」「移植用サンゴの苗作り」「サンゴ蛍光観察」など、子どもセンターに集まる多様な子ども達へ多彩なサンゴ礁での体験活動を行ってきました。その間、私達の島を取り囲むサンゴ礁ではオニヒトデの大量発生や大規模白化などが起こり、八重山におけるサンゴ礁の荒廃が全国的なニュースとしても伝えられています。これだけ大きな自然環境の変化は、世界中で生じている気候変動問題の一部でもあり、将来子ども達が直面するであろう重要な課題でもあります。こうした課題に主体的に向き合う為には、子どもの頃から本来ある自然に触れ合い、その変化を感じ取れる素地を作る事が大切です。子ども達が現実社会の諸問題を主体的に捉える視点を形成する為のトレーニングとして、石垣市子どもセンターは体系的なメニューを構成して取り組んだと評価しております。
今後も長期的視点で子ども達への活動を企画・計画されている石垣市子どもセンターと共に、島の子ども達にサンゴ礁での学びや遊び、触れ合い方などを伝えていければと思います。
その他協力者の感想
会議ファシリテーター普及協会石垣支部
どんどこプロジェクトの趣旨に賛同し、進行役(ファシリテーター)を引き受けました。中学生たちとの顔合わせはなかったのですが、小さい島に住んでいて感じることは多分に一緒だろうと楽しみにしていました。当日の準備の時に初めて会った中学生も、サクサクと準備を行い、足りない部分は自分で工夫して、いろいろとやってくれましたので、手作り感満載の話し合い環境が作れました。本番の話し合いの時も、自分らしさを発揮して堂々と意見を述べていました。一年間の体験活動の成果は、こういうところで爆発するのだなと本当に感動しました。
来年もいろんな地域の方との交流をする機会を大事にして、すくすく育ってくれたらいいなあと感じました。ありがとうございました。
まちづくりサロンに参加した大人の方
- 大人目線の中に中学生の意見を入れてもらう感じが新鮮でした。普段接することが少ないのでお話しできて良かったです。もう少し10代の参加が欲しかった。
- いろんな人(年齢・性別・職業)が関係なく話し合うことで楽しい考えが生まれる。
- 石垣の人達はシャイな人が多いので自分を出す、アピールする。他人と繋がることを増やせるサロン最高でした。