NPOどんどこプロジェクト

NPOどんどこプロジェクト 2018

浦添市立宮城ヶ原児童センター

沖縄県浦添市

コミュニティ@はらっぱキッズ

タイトル コミュニティ@はらっぱキッズ
協力NPO
  • キッズプロ―オキナワ
  • 浦添市社会福祉協議会 中学校区保健福祉センター(CSW)
  • 宮城自治会
その他関係者
  • 近隣小中学校
  • 近隣小中学校区内自治会、民生委員、児童委員連絡協議会
  • 浦添市(こども未来部)
開催日時 2018年7月~2019年2月
開催場所 浦添市立宮城ヶ原児童センター他 浦添市立仲西小学校など
目的 児童センターと周辺関連団体を繋ぎ、「地域の文化祭」を通した新しいコミュニティ作りを目指しています。こどもたちがさまざま体験活動をすること、自分たちで文化祭の広報を行うこと等を通して、児童自身が将来「このまちのため」貢献できる人材となって帰ってきてくれるような「ふるさと作り」につながることを願っています。さらに、これまで児童センターで実施してきた様々な連携事業を「見える化」していくことにより、地域住民に児童館の役割、地域福祉の重要さを広く伝えていきたいと考えています。
概要
  1. 児童センター利用児童が地域と繋がっていけるために必要な各種講座を行う。
  2. 実行委員として必要な企画力や広報などについて必要な研修会を開催する。
  3. 2で受講したことを基にした広報誌の作成、配布する。
  4. 地域のさまざまな方に協力をいただき、交流活動をする。
  5. 上記の全てを通して交流可能な最大限を集結して、小学校体育館での「地域十八番大会」(地域の文化祭)を実施する。

浦添市立宮城ヶ原児童センターについて

連絡先

住所 〒901-2126
沖縄県浦添市宮城2-1-4
電話番号 098-876-1895

レポート

当日の様子

児童館で日頃から活動している子ども達へ多くの学びの場を提供し、その成果発表の場と地域との交流の機会にしたいと「地域の十八番大会」を開催しました。前日から会場となる小学校体育館や児童館では、協働NPOや地域の方、保護者などが会場設営に集まり準備をしてくださる光景に、子ども達もこれまで頑張ってきたことをいよいよ発表する日が来た緊張感に溢れていました。

当日は子ども達のプログラム・しまくとぅば・ダンス・ヴァイオリン演奏・琉球舞踊などを中心に地域の皆さんからの舞台があり、289名の参加者で会場は盛り上がり、開会して後半に従ってどんどん来場者が増え「地域の子ども達のために」力を貸してくださった皆さんの思いが会場内を包んでくれました。

何よりも実行委員を頑張った「スマイルテン」のメンバーをはじめ、舞台発表に臨んだ子ども達の達成感と笑顔が最高でした。

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よかったこと

  • 児童館の活動や子ども達の活躍を、年間通して様々な場面で広めることが出来ました。
  • 協働者との交流や、地域自治会が子ども達のためにと無償で動いてくださった事に、子ども支援の今後の広がりを期待できると確信しました。

子どもたちの声

実行委員の児童の声
  • 十八番大会まで、キッズプロ―さんと心と力を合わせて頑張れてよかった。仲間同士助け合うことも出来たし笑顔で終われたことが良かった。
  • 普段は児童センターや自治会ディサービス等で発表していたけど、今回は学校の先生やお友だち、地域の皆さんに見せることが出来て「このクラブやってみたいなー」とセンターに来てくれるお友だちが増えると良いと思う。色々手伝ってくれた大人の皆さんには本当に感謝しています。
イベント参加児童の声
  • 十八番大会でスマイルテンがどんな活動をしているのか知ることが出来ました。スマイルテンは最高だと思います。私も実行委員をやってみたいです。

協力NPOの感想

地域・行政・教育現場・企業等の多くの人にキッズプロ―オキナワの存在や理念を知ってもらう良い機会となりました。次年度以降は地域の企業をもっと巻き込んで地域の大人とこどもが直接コミュニケーションをとれるイベントを行い、地域全体で子ども達を見守る環境を作っていきたいと思います。

その他協力者の感想

子ども達と一緒にイベント準備をして行くなかで、こどもたち自身が考え行動することで自主性が育ち活き活きとする姿を目の当たりにしました。子どもの無限性を大切に関わりたいです。(浦添市てだこ未来応援員)

児童館担当者の感想

  • 十八番大会を児童館ではなく、小学校体育館で行った事で、学校の先生方や普段児童館を利用しない子ども達も来場してくれたことは、発表児童(延べ95人)の達成感に繋がりました。
  • 地域の方やNPOなど多くの方が子ども達の故郷つくりに協力してくださる気持ちを改めて知ることが出来た期間となりました。児童館が地域の中でのコミュニティセンターとなれることを確信できました。