那覇市安謝児童館
沖縄県那覇市
どんどこ自然観察会
タイトル | どんどこ自然観察会 |
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協力NPO | 沖縄自然環境ファンクラブ |
その他協力者 |
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事業期間 | 2019年5月~2020年2月 |
開催場所 | 安謝児童館、沖縄本島(那覇市・中西部)のフィールド |
目的 |
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概要 |
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那覇市安謝児童館について
連絡先
住所 | 〒900-0003 沖縄県那覇市安謝2-15-1 |
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電話番号 | 098-862-4341 |
レポート
当日の様子
5月18日(土)関係者会議
参加者:藤井さん(協働NPO)、宮道さん(サポートNPO)、ボランティア中高生3名 これから始まる、どんどこプロジェクトについて、宮道さん、藤井さんから説明を受けました。
6月1日ホタル観察会 観察会は、講師の計良亨(沖縄自然環境ファンクラブ)さん、金城隆之さんによるホタルと、末吉公園で出会える生き物について説明を受けたあと、観察会スタート。今年は天候にも恵まれ、たくさんのホタルをみることができました。また、ほかにもサカモトサワガニ、オキナワアオガエル、オオコウモリなど見ることができました。中学生ボランティアが、受付、司会進行を頑張ってくれました。
7月27日~28日は「森の家みんみん」での宿泊体験です。今回は、古波蔵児童館も参加しました。宿泊体験では、グループに分かれて、那覇市内をながれる「水」をテーマに、末吉の森を探索しました。探索後、施設にもどり、水の役割、公園内での循環について話し合いまとめました。翌日、各グループに分かれて発表しました。
10月17日、講師に計良亨さん(沖縄自然環境ファンクラブ)を迎え、ネイチャーゲームを行いました。ゲームをとおして、生き物の生態、生息環境について学びました。
1月25日(土)恩納村山田で親子自然体験を行いました。これまで、南部の自然環境について学んできましたが、今回は、中北部の自然環境について学びます。藤井さんを講師として、南部の自然環境と、中北部の自然環境の違いについて教えてもらいました。
よかったこと
普段の児童館活動では、得られない体験をすることができた。NPOとの協働をとおして、児童館が得意なこと、NPOが得意なことを合わせることができました。体験中で遊びは、児童館職員が担当し、専門的なことや解説はNPOに担当してもらうことなど、学ぶ機会が多かったです。・当初、安謝児童館だけでの予定だったが、他の児童館にも声掛けを一緒に協働で事業を行えたことです。
子どもたちの声
- 山のぼりでさいしょは、時間がかかったけど、おりるときは、あっというまだった。とってもおもしろかった。クモは、穴の中にすんでいるクモのいることがわかった。(どんどこ自然体験 安謝小3年)
- おり紙をつくって、先生に「これなに?」と聞くと生きもののバッタだよといったのでびっくりしました。こんなすこしおったバッタがあるのかと思いました。いろんなことを学んだので、あとしらないことをおしえてもらったのでびっくりしました。(ネイチャーゲーム 安謝小2年)
協力NPOの感想
私たちの団体は、自分たちの身近な自然の素晴らしさを知ることを通して、地域の自然を守る活動を行っています。団体独自でも、様々な活動を企画実施していますが、安謝児童館のような団体と協働することによって、自分達だけでは接点が持てない人たちとのつながりを持つことや、より多様な活動を実施、展開することができました。今後とも協働を継続し活動をより発展させたいと考えます。
その他協力者の感想
- たくさんの先生方に案内していただき、子ども達も楽しそうで生き生きしていました。参加させてもらった親としても、何か役に立てたらなと感じました。このような行事を行ってもらう先生方には、感謝の念しかありません。ありがとうございました。また、参加さて頂きたいです。(保護者:どんどこ親子自然体験)
- 何気なく見過ごしている自然に目を向けるとてもいい機会でした。森の植物の名前やゲームもあり、子ども達にとっても学びある時間でした。(保護者:どんどこ親子自然体験)
児童館担当者の感想
- 約一年間にわたり、沖縄自然環境ファンクラブのみなさんと「どんどこ協働」しました。当初は、参加児童、ボランティアがあつまるのか?荒天時はどうしようか?など不安材料もありましたが、いざ、どんどこがはじまると子どもたちはもちろん、私たち職員も毎回たのしめた事業となりました。また、どんどこの一年間を、子ども達、NPOスタッフ、職員と振り返ることで、普段の児童館の事業について、改めて見直せる機会になりました。反省として、子ども達も、NPOのスタッフさんも忙しく、打ち合わせ等の日程調整が難しかったことです。
- どんどこ自然体験や宿泊体験に参加した子どもや保護者たちが、普段は見られない驚きや感動した表情を見ることができました。職員もどんどこ自然体験の協働事業に参画することにより、安謝児童館としての特徴のある企画・イベントを実施することができました。今後も、どんどこ自然体験の協働事業を継続して実施し、地域の子どもたちの健全育成へ取り組んで行きたいです。