鴨島児童館
徳島県吉野川市
広い世界にどんどこ繋がれ!未来へはばたく子どもたち♪
タイトル | 広い世界にどんどこ繋がれ!未来へはばたく子どもたち♪ |
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協力NPO | NPO法人 びざん大学 |
事業期間 | 2019年5月~2020年2月 |
開催場所 | 鴨島児童館と周辺地域 |
目的 |
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概要 |
NPO法人 びざん大学の協力のもと、国際ボランティアとの交流を深める。 夏休み
冬休み
その他
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鴨島児童館について
連絡先
住所 | 〒776-0014 徳島県吉野川市鴨島町知恵島1208-2 |
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電話番号 | 0883-24-2379 |
レポート
当日の様子
子ども放送局を次年度より継続し、YouTubeにて動画配信をしました。動画はサマーワークキャンプ、写真は知事の取材に出かけたときの様子です。
NICE国際ワークキャンプに参加した日本の大学生や、様々な国の方との交流事業を実施しました。ワークキャンプの参加者が鴨島児童館を訪れ、夏冬共に10日間児童館にて滞在し、子どもたちと交流しながら夏祭りやクリスマス会、サンタプロジェクトを企画・運営しました。
「かもじ食堂」というネーミングで、国際ボランティアの方々が、子どもたちのために自国の料理や文化を教えてくれたり、地域で作った餅米を使って餅つきをしたりと、食を通した交流活動を行いました。さらに、ロシアの日本語学校の方たちと年賀状の交換を行うなど、たくさんの国の人たちと鴨島児童館の子どもたちが深く関わることができました。
四国大学短期大学部幼児教育保育科の皆さん、国際ボランティアの方たちと一緒にキャンプ活動も行い、学生の意識向上を図ると共に、子どもたちとのコミュニケ―ションを深め、思い出に残る楽しい時間を過ごしました。そして、児童館の活動であるハロウィン、子ども夢まつりやみらい塾が主催するふるさと祭り等でも、国際ボランティアの皆さんに来ていただきました。どんどこ国際色が豊かになっています。
よかったこと
徳島の田舎で、外国の方たちがいるということが珍しく、はじめはびっくりしていた子どもたちが、他国の方が児童館にいるということが当たり前のようになり、次第に楽しみに変わっていきました。異国の言語や文化を学び、共に夏祭り等を作り上げる中で、子どもたちとの距離が縮まり、壁がなくなり、自然体になれたことが一番の成果だと感じられました。また、メキシコ大使館のFacebookや、徳島新聞、NHK、ケーブルTV等でも取り上げていただき、児童館活動を大きくPRできたと思います。地域の人々の優しさや温かさも十分に味わうことができ、子どもたちを見守っていてくれる人たちがたくさん周りにいらっしゃることがとても心強いと感じました。
子どもたちの声
普段経験できないことができ、とても貴重な体験になりました。外国の方と交流することを通して、海外の文化や生活の様子を知ることができて楽しかったです。
また、自分たちが主体となって計画することで、相手のことを考える大切さをあらためて学ぶことができました。今回の経験を将来に活かしていきたいです。
協力NPOの感想
今までしたことのないことにチャレンジする時、大人も子どももドキドキします。そのドキドキを一緒に味わいながら活動できて、とても嬉しかったです。子どもたちの成長を児童館との活動を通して見ることができ、今後の活動が更に楽しみになりました。
その他協力者の感想
地域に密着している児童館が、吉野川市の誇りのように思えました。ここに来て帰る時の子どもたちの笑顔がとても嬉しかったです。この笑顔をまた見たい!と強く感じ、今後も協力していきたいと思っております。
児童館担当者の感想
経済的理由や両親の多忙などから、海外へ行ったことがない、行けないと言う子どもたちも多くいます。そんな中、小学生から英語教育が必修になり中学生頃になると、英語が苦手になる子たちも…。自分から外国語を学びたいと思う意欲が出るのは、出会いや環境を通してではないかと思います。今年度のプロジェクトでは、まさしくそのきっかけ作りができました。他国の方との出会いや交流が子どもたちの心に残り、海外へ行ってみたい!という子も出てきました。今年度来てくださった、ベトナム・ドイツ・メキシコ・ロシア・タイ・インド・フランス・スペインの方々との繋がりが、今後の子どもたちの未来を変えると信じています。