実施日:2010年10月8日
児童館20周年記念の取り組みの一つとして、
学童クラブでみこし作りを計画しました。
立体的なみこしのイメージをふくらますために、
シアターズーイの郷田さんにお願いして、
子どもたちと共に立体づくりに挑戦することになりました。
「子どもたちの個性豊かなみこし」
「20周年を迎え、これからの未来に向かうみこし」
「立体的なものを作りたい!」
という思いで、まず新聞紙やペットボトルなど身近な材料を使い、
イメージを膨らませてみようということになりました。
まず最初は感覚あそびです。
「新聞をまるめる時どんな音がする?」
「じゃあ、ビニールナイロンをくしゃくしゃすると?」
ペットボトルを吹いてみたり、新聞をまるめたり、ナイロン袋に
空気を入れてボールしたりと、五感をめいっぱい使って遊びました。
そしていよいよ立体工作づくりです。
みこしを作るにあたって子どもたちが考えたアイディアのなかから、
『コウモリ』と『ドラゴン』の2つのグループに分かれて作業開始です。
★ドラゴングループ★
「ドラゴンの胴体は何する?」
と大きな段ボールを六角形にして土台にして、
ドラゴンへの思いが盛り上がってきました。
次はもとの絵から
「じゃあ羽は何でつくる?」
「針金で作ろう!」
と3年生の男の子2人がろう下に出て針金で形を作り、
紙を貼る細かい作業をします。
★コウモリグループ★
コウモリグループでは郷田さんの「まず同体を大きな段ボールでつくろうか」という声かけから、まず同体から作ることに。
土台がきまり立体のイメージがわいてくると、
子どもたちからどんどんアイディアがでてきます!
「目は飛び出すようにペットボトルでつくろう!」
「大きなツノは銀色にしたいなぁ。アルミホイルまく?」
「羽に青いビニールを張り付けたら?」
なかには何をしたら良いのかわからず、
「やりたくない......」と消極的だった子も。
しかし"ガムテープを切る係"や"段ボールを切る係"など
具体的な役割がわかると、
「羽はガムテープでしっかり止めたら?」
と意見を出して積極的に参加できました。
あっという間に1時間がたち、個性的なコウモリとドラゴンが完成しました。
出来上がったコウモリとドラゴンを見て、子どもたちからは
「すごい! コウモリが飛びそう!」
「本当にドラゴンが火を吹いてるみたい。ちょっと怖いね~!」
との声が上がりました。
<ドラゴン> <コウモリ>
自分たちのアイデアを形にしていく楽しさを存分に味わった子どもたち。
次は本番のみこし作りへ「エイ・エイ・オー!」